これからを稼ごう。仮想通貨と未来のお金の話 堀江貴文
堀江貴文さんこと、ホリエモンが仮想通貨について、自身の思うことを雑記している本です。
この本で印象に残ったところを3つだけ紹介します。
お金の本質
仮想通貨という存在は、これまでお金というものを絶対視して、お金に縛られていた一般の人たちに、”気づき”もしくは”気づきの芽”みたいなものを、もたらす可能性があると思う。それは、お金というものの本質についてだ。お金というのは、人の共同幻想の産物なのだ。多くの人が、それに価値があると信じれば、それはお金になる。お金になってしまう。
そうですよね!仮想通貨投資を始めるときに多くの人が考えることだと思います。仮想通貨って将来お金になる可能性ってあるのかな?そもそもお金ってなんだろう?っていう疑問にぶつかって、色々調べて、考えて、この答えにたどり着く。お金は、無から価値を産む、現代の魔法です。
日本の仮想通貨、ブロックチェーン事情
仮想通貨やブロックチェーン関連のビジネスは、日本がフィンテックで世界に勝てる昇進勝目のラストチャンスだ。テクノロジーと金融の融合において、日本は致命的に遅れを取っている。
私は、仮想通貨、ブロックチェーンの分野で日本がアメリカ、中国には勝てないと思います。技術者の人数の差があるのと、ベンチャー企業が現時点で他の国と比較して育っていないからです。
君はどう生きるか
生きるための仕事なんていうものは、なくなったのだ。働くのは辛いこと。そんなこと誰が決めたのだ?遊んで暮らしてもいいし、遊んで食べていける環境はもう整っているのだとどうして気づかないのだろう。
薄々気づいていたけど、こう書かれるとインパクトがあります。サラリーマン辞めたいけどなかなか辞められない。そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。私もその1人です。合理的に考えて、辞めた方がメリットが大きそうなのに、踏み出せない。これは一種の洗脳にかかっているのかもしれません。
ホリエモンはやっぱりすごい。仮想通貨投資をしてみて思った感想がこれ。昔になにげなく発言してたことが、現実になっていることがよくある。未来を想像する力が他の知識人よりも圧倒的に優れてる。ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨に関しても2014年頃からいち早く注目、発信していたし。日本の著名人では1番早いんじゃないかな。ホリエモンのYoutubeチャンネルをずっと見てたら誰でも億万長者になれてました。そんな人が書いている仮想通貨の本です。これから投資をする人は必ず読むべき本だと思います。