みなさん、こんにちは!
私が投資を始めよう!と思ったきっかけの一つである年金についてになります。
- 結局年金っていくらもらえるの?
- 年金の仕組み
- 年金問題は解決しない
- 将来にどう備えるか
結局年金っていくらもらえるの?
結論から言うと、現在30歳前後の人でサラリーマンとして勤め上げて、現在の価値で月11万年程度もらえると言われています。国民年金しか入っていない自営業の方は、月3万円〜4万円になります。これはあくまでも制度が破綻しなかった時の前提で、なおかつ厚生労働省のものすごく甘い試算でこの額になります。
おそらく支給開始年齢は70歳になっていて、これから年金を払わないと言う人も増えてくるので実際はもっと減ります。
年金の仕組み
日本政府は年間56兆円のお金を高齢者に支払う必要があります。実際積立としてある額は150兆円になります。つまり、積立金から払えば3年持ちません。積立方式だとそうなのですが、日本の年金は賦課方式になっています。これは現役世代からぶんどったお金をそのまま、右から左に高齢者に流している形です。なので、積立金があろうがなかろうが関係ありません。150兆円はあってないようなもので、実際手をつけていません。勘のいい方ならわかるかもしれませんが、とんでもないスピードで少子高齢化が進む日本でこの、賦課方式をとると年齢が下がるにつれてもらえる額はどんどん減っていきます。だって、毎年もらう人が増えて、払う人が減っていくんですよ。あとになればなるほど損する仕組みを誰が払いたいと思いますか?あるところで急に払わないと世代が出て来たら、さらに負担が増えて、払わない人が増えて最終的に破綻なんてことも可能性としてあると思います。
年金問題は解決しない?
なぜこうなるまで放置されてきたのか?それは過去の政治家達が放置してきたからです。でもそれは仕方がないことなんです。政治家の人で、日本を良くしたい!という気持ちを持っている人はたくさんいると思います(そう信じたい!)が、政治家にはそれよりも大切なことがあります。それは選挙に当選することです。選挙に当選して政治家になれば周りから「先生!」と呼ばれる立派な立場ですが、落選すればただのフリーターのおっちゃんです。家族や世間の目も冷たいでしょう。まさに天と地です。だから、政治家の第一の目標は選挙に当選することです。で、当選するにはどうすればいいか、それは年配の方を大切にすることです。なぜなら、年配の方は人数が多いですし、投票に来てくれます。若者は、人数が少ないくせに投票にも来ませんからね。そうなってくると自然にお年寄りを優遇した政策を公約に掲げるようになります。将来の日本のために、お年寄りの年金を削減します!なんて、積極的に発言して票を減らしたくないですよね。フリーターになってしまいますから。なので、長年放置されて続け、もう手遅れの段階にまで来てしまいました、ということです。
どう備えればいいのか
今まで書いてきたことから、年金に頼ることは不可能です。今50歳くらいの人でギリギリ、40歳以下は年金の払い損です。どうするかはそれぞれの選択だと思います。私は、投資を行い、資産を増やすしかない!と思いました。サラリーマンをしてても給料は上がらないですし、仕事だけで人生を終わりたくないですよね。みなさんも一緒に投資を行って、資産を増やしていきましょう!
年金のことを知るためのおすすめの本
仮想通貨ランキング