こんにちは!
今日は、最近何かと話題のDAppsについてわかりやすく説明したいと思います。
DAppsは、「Decentralized Applications」の略で日本語に訳すと、分散型のアプリという意味になります。つまり、ブロックチェーン上で動くアプリです。
ブロックチェーン上なので、管理者がいません。
いまいちよくわからないですね。。。
現時点でDAppsとして、浸透しているアプリがないのでイメージしにくいので、既存のアプリと比べた場合のメリットとデメリットを説明します。既存のアプリとは今、Apple storeやPlay storeでダウンロードできる管理者が存在する普通のアプリになります。
DAppsのメリット
①透明性
ブロックチェーンで管理されているので、気づかないうちに改ざんされている心配がありません。
例えば、パズドラなどでモンスターを引くガチャガありますが、出てくるモンスターの確率は運営側が自由に操作することができます。DAppsにすると勝手にガチャの確率を変えることができません。いいですね!これは、公平性が求められるオンラインのカジノアプリなんかにも適応できます。
②安全
情報が分散して管理されているので、ハッキング等の被害を受けることがなく安全です。Coincheckがハッキングの被害にあってしまいましたが、取引所として管理者がいたため、ハッキングを受けてしまいました。DAppsで仮想通貨を取引できれば、管理者がいないのでハッキングの心配がありません。
また、個人情報を預ける必要がないので情報漏洩や、管理者に個人情報を使われる心配がありません。
DAppsのデメリット
効率が悪い可能性がある。
管理者がいる方がその人の独断で物事が決まるので、管理者がいないとなるとその分意志決定までに時間がかかって効率が悪くなる可能性があります。一族経営のワンマン社長が経営している会社の方が、意思決定が早くスピーディーに物事が決まることに似ていますね。それでいうと、DAppsは上場企業になりますね。
現時点で、広く浸透しているDAppsがないため、どうしてもイメージがしにくいですが、現在DAppsの開発は盛んに行われており、今年2018年、来年2019年には普通にみんなが使って行くようなアプリが出てくることが予想されます。
また、DAppsはブロックチェーンのアプリケーションプラットホーム上で動くことになります。
このアプリケーションプラットホームを目指しているのが有名なところではイーサリアム、NEO、LISKです。
DAppsはこれらのプラットホームの上で動いていくことになります。
そして、そのアプリ内での通貨がそれぞれの仮想通貨になります。
なので、人気のDAppsができればそのアプリの動いているプラットホームの通貨の需要も自然と高まるので、その仮想通貨の価格が決まる可能性があります!今後開発されるDAppsには注目していきましょう!